幕張新都心に暮らす

わたしと幕張新都心

マリーン・デッキ開通直後の写真

ベイタウン近辺で見た芸能人・メディアを通じて見た幕張ベイタウン 2003.12.9up!



1996年頃の幕張ベイタウン。
小学校の航空写真をわけていただいた。
左上の斜めの線がJR京葉線、写真の左下が幕張海浜公園で、その先に海浜幕張駅。
当時は、ロの字型の中層マンションしかなかった。
マンション群の左上の角に小学校。

わたしと幕張新都心

初めて海浜幕張に来たのはいつだったかな。
1992年頃、幕張メッセに「大恐竜展」か何かを見に来たんだったと思う。
それから、勤め先のお店が幕張のテクノガーデンの中にあって、期末に棚卸の手伝いをしに来たこともあった。
あの頃、京葉線の快速は、海浜幕張には停車しなかった。
新浦安かどこかで各駅停車に乗り換えて、倉庫街を抜けて、突然聳え立つ新都心に近づいていくのは変な感じだった。
当時、京葉線はもう東京駅に乗り入れていたが(キョンキョンがJR東日本のCMキャラだった)、はじめ、葛西臨海公園や東京ディズニーランドまで、行楽気分の明るい車内だったのが、徐々に沈静していく。

その後、仕事で二俣新町の駅前の倉庫に行く機会が増え、荒涼とした風景の中を通りながら、この沿線には住みたくない、と漠然と思っていたのに、ふと気づくと、海浜幕張のマンションを購入していた。運命は不思議だ。
NEOさんとこは、夫婦とも横浜の出身なのに、なんで千葉のマンションなんて買ったの、と時々きかれるのだが、実は、わたしたちが一番わからない。
夫が海浜幕張の勤務だったときに、在勤者優先枠で申し込んで購入したのだが、結局夫は海浜幕張では1年半しか勤務しなかった。今は東京まで勤めに出ている。東京なら横浜でも通勤時間はそんなに違わない。
まぁ、京葉線はあんまり混まないし、帰りは座ろうと思えば座れるし、住環境は悪くないので、今のところ海浜幕張を離れる気はないんだけれど。

今のマンションに入居したのは1995年4月。
購入を決めたときにはまだ妊娠もしていなかったが、前年の秋口に妊娠が判明。結果的には3月いっぱいで会社を辞め、心機一転の入居となった。
当時はマンション6棟と、小学校と中学校、それだけが荒野の中に建っていた。
駅からは徒歩10分ちょっとだが、駅とマンションの間には広い公園があり、駅と反対側に進んで行くと川があり、川を渡ると、もう20年位前に開発された住宅街があった。
片側は京葉線の線路(その向こうもずっと空き地が広がっていて、東京モーターショーの際には臨時駐車場になる)、反対側は海、そこは他の社会生活すべてから隔絶された陸の孤島だった。
マンションの1階に入っているテナントは、入居時にはコンビニ1軒(すぐに2軒になった)、ドラッグストア、銀行の支店が2つ(いずれも千葉の地銀)とキャッシュコーナーがひとつ、本屋、花屋、サーフショップ(土地柄か?)、喫茶店、パン屋、歯医者、クリーニング店、床屋、美容院。
その後、お弁当屋さんが出来、2ヶ月位で閉店、八百屋が開店。果てしなく限られたパイの中で、営業するのは大変だと思う。
既に新しいマンションの建設が始まっていたので、昼時のコンビニは、工事現場の人でにぎわっていた。
しかしわたしは入居から1週間で、実家に帰ったままになり(早産のおそれがあったので、実家にいるように、産婦人科で命じられ、結局出産までの間、幕張には7泊くらいしか出来なかった)、実際にどのようにこの街が成長していったかを知らない。
(この辺の経緯はここを見てね)

本格的にこの街に住み始めたのは1995年の9月だった。
双子は生後2ヶ月。9月末に縦型の2人乗りベビーカーを購入。車の運転の出来ないわたしの唯一の双子運搬手段となる。
歩道の幅は広く、道路との段差は少なく(ただ、中央のテナントが軒を連ねるプロムナードはれんが風の石畳で、ちょっとでこぼこしている)、ベビーカーでの歩行にはやさしい街並み。但し、駅までの道の何箇所かに、車止めの銀のポールが狭い間隔で立ててあるので、横並びのベビーカーは通れそうになく、結局ベビーカーを卒業するまで、横型は使用しなかった。

あー今日は力尽きた。ここから先はっつーことで。


マリーン・デッキ写真館

2000年3月1日に開通したマリーン・デッキの写真です。

ベイタウン側からの昇りスロープ


スロープを昇ったところ。橋の部分までは何故かクランクになっている。


正面が幕張海浜公園。その向こうの駅前の高層ビル群もよく見える。


公園側のスロープはレンガ敷き。

ベイタウン近辺で見た芸能人・メディアを通じて見た幕張ベイタウン

初めてこの街に住むようになってすぐから、こんなに小ぎれいで、見栄えのする(自画自賛...)街、なんでテレビドラマの撮影とかに使わないんだろう、と思っていた。当時(1995年)、幕張新都心のオフィス街は既にドラマのロケ地として頻繁に画面に登場していたが、なかなか駅の反対側にロケ隊は進出してこなかった。

わたしが知っている一番古いテレビロケは、「激走戦隊! カーレンジャー」(1996/3/1 〜 1997/2/7 テレビ朝日)である。1996年の春先から放送していたこの、5人組レンジャー物、主題歌のバックに幕張ベイタウンの風景が使われ(最初の頃の放映分のみ、途中で変わってしまった)、ドラマの中の戦闘シーンのロケもやっていた。うちの窓から、ロケ風景のスナップ写真とかも撮ったぞ。
おしゃれな街、と思っていたわたしの希望を打ち砕く、初めてのメディア露出であった。

その後、ロケバスをよく見かけるようになる。但し、カタログ類の写真撮影中心。季節を先取りした服装をしたモデルさん(アングロサクソン系の比率高、日本人もいたけどね)と、照明さん、メイクさん、ヘアメイクさんその他もろもろ。通販のカタログを見ていて、おっ近所じゃん、って思うことは現在でも時々ある。

そのうち、ドラマロケやCMロケにベイタウンが使われる頻度が上がってきた。陸の孤島みたいな場所なので、他の地域から野次馬がやって来ることがあまりなく、撮影しやすかったのかな、というのと(推測)、ちょうどフジテレビがお台場に移った頃だったので、フジテレビ系は移動にあまり時間がかからなくなったのではないか(推測)といった要因を、わたしが勝手に考えた。

昔のことを思い返しながら書いているので、順不同で、わたしが見たり噂を聞いたりしたロケ・芸能人情報を書いてみる。

CD
V6 / V6 feat.Shoo (S.E.S)のマキシシングル「Feel Your Breeze/one 」(2002年7月発売)のジャケット写真の舞台は打瀬2丁目公園だ! 但したぶんV6の部分は合成...。(2002.7.21追記)

プロモーションビデオ
NEW!EXILEのシングルCD「Eternal...」のPVを打瀬二丁目公園にて撮影。

映画
四月物語」(岩井俊二監督・1998年3月14日公開):松たか子、田辺誠一などを目撃。2、3日かけてじっくりロケをしていた。1番街の書店、ヴィレッジ・ヴァンガードは、田辺誠一がバイトする書店として実際にロケに使用され、3番街のエントランス部分は、画廊、という設定で手を入れて撮影していた。

ドラマ
「いいひと。」(1997/4/15 〜 1997/6/24 フジテレビ) 最終回で草なぎ剛がマラソンを走るシーンをメッセ大通りで撮影していた。
「最後の恋 単身赴任課長が愛した女は人妻だった!妻子持ちの管理職ギリギリの選択」(1997/5/12 TBSの単発ドラマ) 萩原健一・麻生祐未などが歩くラストシーン部分を撮影していた。歩行者役のエキストラが沢山いたのが印象的。
「魔法じかけのフウ」(1997/7/3 〜 1997/8/14 フジテレビ)鈴木蘭々、幕張海浜公園でロケバスから出てくる蘭々ちゃんを見かけたよ! 住んでいたのがパティオス18番街で、職場がワールドビジネスガーデンという超幕張ローカルなドラマだった。
「ぼくらの勇気 未満都市」(1997/10/18 〜 1997/12/20 日本テレビ)日テレの土曜21時のキンキキッズ主演ドラマ。パティオス2番街内の個人の住宅なども撮影に使ったらしい。舞台は千葉県幕原市(笑)。
「危険な関係」(1999/10/14 〜 1999/12/23 フジテレビ)豊川悦司が、タクシー運転手役で、ファミリーマートの前にタクシーを停めてお客さんを待っていた。このドラマでは、検見川の浜も結構よく出てきた。
「夫についての情報」(2000/11/18 NHK)堤真一や小泉今日子を見た、という目撃情報を聞いたが未見。
「仮面ライダークウガ」(2000/1/30 〜 2001/1/21 テレビ朝日)よく、幕張メッセ近辺でもロケしていたという仮面ライダークウガ、幕張ベイタウンでもロケしていたらしい。ミラリオ方面かな?詳細不明。
「S.O.S.(ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ)」(2001/1/12 〜 2001/3/16 TBS)最初のシーン(滝沢秀明と深田恭子)が磯辺橋だった。背景にミラリオが写っていた。エンディングテーマで検見川の浜が使われていたし、花見川沿いを窪塚洋介とフカキョンが歩くシーンもあった。
薔薇の十字架」(2002/10/10〜2002/12/12  フジテレビ)ずっとロケをしている情報は聞いていて、わたし自身も2002.11.1に、幕張海浜公園でロケをしている現場を見たが、ようやく、2002.11.7放映の第5回からベイタウンの光景が放映されるようになる。天海祐希が子役と幕張海浜公園で遊んでいるのを三上博史が見ていたり、また、三上博史の視線の雰囲気からいって、天海祐希の住んでいるマンションはセントラルパーク・シータワーという設定のようである。夜の公園のシーンも出てきた(わたしが見たロケ現場とちょっとずれていたのでその前に撮った分だろう)。撮影協力に、「幕張ベイタウン」「幕張海浜公園」の文字あり。
モーニング娘。サスペンスドラマスペシャル「おれがあいつであいつがおれで」(2002/12/28 TBS)は、幕張新都心で何日もかけてロケをした、幕張大紹介的ドラマ。主人公の斉藤一美(吉澤ひとみ)が住んでいるのは「薔薇の十字架」に引き続きセントラルパーク・シータワーの設定だし、斉藤一夫(勝地涼)の家は、5番街の八百屋「ヤンマー」を使っていた。学校に通う途中の一美と一夫は、公園西の街の前の横断歩道でぶつかるし、4番街の雑貨屋の前でウィンドーに映る自分を眺めたりもしていた。学校は「幕張西高校」という名前だったが、幕張の学校でのロケではなかった。しかし一美と一夫が落雷に遭って、身体と心が入れ替わってしまうのは、幕張海浜公園の花時計の脇の帽子のあずまやだった。ドラマのロケは11月上旬に、何日かかけて行われていた。
NEW!2004年1月からのTBSの連ドラ「奥様は魔女」、2003年12月よりベイタウンで撮影開始! 12月6日より、プロムナード、セントラルパーク等で撮影をしております。わたし自身も米倉涼子、原田泰造を目撃。

CM
「日産セフィーロワゴン」中山美穂と桃井かおりが来た! 夏に向けたCMだったので、2番街の空きテナントを水着屋さんにして、それをバックに撮影していた。4番街の集会室がミポリンと桃井かおりの控え室に使われていた。
缶コーヒー「ジョージア」飯島直子がCMに出ていた時代。但し飯島直子自身は来ていないと思う。5番街の外壁をバックにマラソンのシーンを撮影していた。
「花王 ベガ」(車用の拭き掃除たわし?)すごーく立派なセットを作って撮影していたのが印象に残っているが、わたし自身は放映されているのを見た記憶がない。
「トヨタ キャバリエ」所ジョージが犬と一緒にキャバリエに乗って、美浜プロムナードを「らくちんキャバリエ」と歌いながら通り抜けていく。でもたぶん所ジョージの部分は合成だと思う。
三菱電機のカーナビのCMでも美浜プロムナードを走る車の中からの映像があった。
「明治ヨーグレット」打瀬2丁目公園で親子が側転している。
「日清ラ王」TOKIO松岡昌宏が車の屋根に飛び乗るCMで、車はメッセ大通りを走っている。たぶん合成。
なんのCMか忘れたけど(だめじゃん)、1番街の喫茶店コロラドの前でカミセンが側転しているCMとかもあった(カミセンはたぶん合成)。
マンナンライフ「蒟蒻畑」のCMを見ていたら、おへそを出して踊っているダンサーは変わらないようだが、フラッシュでどんどん変わっていく背景が、幕張の映像になっていた。たぶん全部ではなさそうだったが、半分強の背景は、幕張海浜公園で撮影されたものと見た。噴水の前、WBGがバックになっているもの、公園西の街や東の街が背景になっているもの...こんなにはっきりソースが見えるCMは久々に見たかも。(2002.6.25追加)
ビューティーン(ヘアカラー)のCMで、ベイタウンで踊るDA PUMPを見る。2002.5.10に撮影していたもの。1番街あたりの街並みや、マリーンデッキなどがはっきり写っている。(2002.7.24追加)

思い出したらまた追加していきます。

わたし自身
NHK教育テレビの「教育トゥデイ」という番組のインタビューを受け、放映されたことあり。
塀のない小学校について、色々な人の意見を聞いていて、1歳台の双子を連れて、小学校の脇の公園で遊ばせていた時にインタビューを受けた。子どもは、小学校のグラウンド内のシーソーや滑り台も愛用していたし、こうして、小さいうちから抵抗なく入って親しめる学校はいいですね、みたいなちゃらいことを言った記憶あり。双子は黄色いお砂場着を着て、わたしの脇と膝にいたが、画面には片方しか写っていなかった。しかし、放映後に小学校で父兄のビデオ鑑賞の時間があったらしく、近所の人に「写ってましたね」と声をかけられたりした。

その他
クリスマスが近づくと、窓際にイルミネーションやデコレーションを施す家が増えてきて、1997〜1998年ごろをピークに大ブームに(マンネリになってきたか、2000年ごろから沈静化)。当時は、NHKの地方ニュースの取材なども来ていた。