2001年5月31日(木)

ふっと気付くと5月最終日やん。
日付の感覚が薄れないように、という意図もあって、毎日このNoticesの日付は手打ちで入れているのに(「本棚爆撃」みたいなCGI日記サイトは自動で今日の日付が入ってしまう)、今日会社で今後の仕事のスケジュールについてみんなで打ち合わせている時に、「じゃあ6月になったら」と誰かが言ったら他の人が「だってもう明日から6月じゃん」と返したのを聞いて、かなりマジで驚いた。ほ、ほんとに明日から6月かい。いやー、知らなかったなぁ。
ゴールデンウィークってすごく昔のような気がするが、一方もう5月も終わりかと驚く自分もいる。時間がどんどん測れなくなってきた気分。

そんな5月最終日も雨となった。やっぱり火曜日に遠足行っておいて正解だったみたい(あんな天気でも。月曜の方が天気はよかったが、月曜遠足だと、弁当を忘れる家が続出しそうな気がする...)。

帰宅して、夕食の支度をしていたら、地元の双子サークルの方から電話がかかってきた。半月位前にお願いされていた、会報送付用の宛名ラベルをまだ送っていなかったのだ。というか、名簿の更新とラベル出力、両方まだやってもいなかった。電話かかってきてからやるなんて、情けないなー、まるで蕎麦屋の出前みたい。
色々なことに手が広がり過ぎていて、義理を欠いている。この、双子サークルの仕事とか、回覧ノートとか。先週届いているフェリシモの支払いと来月の申し込みもまだしてないなぁ。そして、今年は保育所の父母会の仕事もある。
会社の仕事は、自分で出来るだけやる、と割りきってやっているつもりだが、手と時間をかける気なら、まだどれだけでもやれることがある。
本だって読みたいし、音楽会とか美術館とかにも行きたい。友だちと飲みに行ったりもしたいし、旅行にも行きたい。
1日が30時間位あったら、ってよく言うけれど、結局30時間あったとしても、ぱんぱんに予定が入って、まだあれもやりたいこれもやりたい、1日36時間あればいいのに、って思っているだけのような気がする。でもって、仕事辞めて、日中ぽっかり時間があいたとしても、今多忙の中あれもやりたいこれもやりたい、って思っていることって、思うほどに出来ず、結局だらっとしたテンポで家事やって、合間に今よりは丹念に新聞読んで、合間にパソやって、マインスイーパに我を忘れていたら日が暮れていた、とかそんなことになるだけみたいが気がする。
義理を欠くのはいかんが、でも時間があれば、なんでも出来るってもんでもないよな、と思う。人間、目の前のゆとりよりは気概なのである。

0時まわったが、夫未だ帰宅せず。寝よう。
明朝食洗機まわすことになるので、早起きしなくっちゃ。この時間まで夕食食べずに働くなよ!>夫。


2001年5月30日(水)

動物うらないの後、一時類似の誕生日ベースの占いがぱーっと流行ったことがあったが、最近あんまり話題にならないねぇ、と、思うともなく思っていたら、今日、隣りの席の子に、「おとぎ話占い」ってのを紹介された。これは結構笑えるかも。
試してみてね。わたしは一寸法師でした。読んでいて、あたっている部分もあるけど、なんかこれはわたしの上司に似ているよ...、と思って、試しに上司の誕生日を入れてみたら...やっぱり同じ一寸法師でした。ふうう。
前にも書いたことあると思うが、わたしは、双子を産んで以来、誕生日ベースの占いはあんまり信じられなくなっている。どう見ても208と209が同じ気質で、同じ傾向を持ち、同じ運や同じラッキーポイントを持っているとは思えない。一卵性とおぼしき208と209ですらそうなのだから、2卵性の双子だったりすれば尚更ではないかな。という訳で、占いは読むけどあんまり信じない、都合のいいところにだけふんふんとうなずき、後の部分は全部忘れてしまうNEOであった。
もともと、占いは、何かを占うのが目的というよりは、自分について、誰かに分析してもらいたがっているだけのもの、と思っているので、わたしは占いにお金を使ったことはない。おみくじを占いというなら、おみくじ位はやったことあるけど、辻占いに見てもらったこともないし、「My Birthday」を買ったこともない。タロットカードとかも信じないなぁ。
占いに限らず、わたしは、誰かに自分のことを相談する、ということがないんだと思う。
わたしは人に相談をもちかけられることも滅多にないが、自分も人に相談しない。相談したからどうなるというのだ?、と思ってしまう。だからわたしは人の悩みに冷たい。なもんで、人に相談をもちかけられると結構困る。うまく応対出来ず、その後の人間関係に支障をきたすこともある。こんな人生でいいのかい、と思わないでもないが、だからといって、何もしようがない。もうこんな人生を歩んで四捨五入四十年過ごして来てしまったんだもの。
わたしは昔に戻りたいと思ったこともないし、早く時が過ぎればいいと思ったこともない。いつも今の自分が一番好きである。理想もない。今の自分がこうである以上、それを出来る限り受容して生きていたいと思う。
話はすっかりそれてしまったが、占いはわたしにとって、単なるその場の遊びでしかない。おとぎ話占いも、今日は話の種にして笑っているけれど、明日になったらもう忘れているかも。
ちなみに、動物うらないは、夫とわたしは同じサルなのだが(花&昆虫占いも同じカテゴリーだったし、パン占いも同じだった)、おとぎ話占いはロジックが違うらしく、キャラが違った。わたしが一寸法師なのに対し、夫は白雪姫。子どもは人魚姫だった。なんか自分だけ可愛くなくてつまんないなぁ。夫とわたしの相性は30%。30%ってなんだよ、7割の確率で別れるってか? 下らん下らん。そんなこと占いで言われたかないわい(じゃあ見るなよ、ですな)。

昨日の雨に利点があったとすれば、一昨日、会社の駐車場に車を停めてあった間に、フロントガラスにすごく大きな鳥のフンがしてあって、クリンビューかけてしばらくしてワイパーでぬぐってもあんまり綺麗にならなかったのが、昨日の豪雨で跡形もなく流れ去ったということかな。今日も不安定な天候で、日中かなり雨が降ったし、夕方もぱらぱら降っていた。ガソリンが10l切ったので、保育所に子どもを迎えに行った後ガソリンスタンドに行ったが、せっかく窓を拭いてもらっても、またすぐ雨に濡れてしまったのだった。じき梅雨かねぇ。

帰って今日も餃子焼く。たぶん明日もだ...。


2001年5月29日(火)

一日子どもの遠足の心配をしていた気がする...。



5時起床。珠玉の弁当を見よ!
中身は・おにぎり(たらこ&ごま昆布)・チキンナゲット(市販品)・うずら卵と枝豆をピックでさしたもの・人参グラッセ(今回も花型)・オクラと鰹節のあえもの・ブロッコリ・ミニトマト・ピカチュウかまぼこ・キャンディーチーズ・アメリカンチェリー。前回まで使っていた弁当箱よりやや大きいので、果物を入れる余裕が出来た。
ようやくホームページビルダーのマニュアルを発掘したので、前回前々回の弁当写真のポジションにタグをつけたぞーー。

しかしなぁ、来年度、学童に入ったらいきなり4月1日から連日弁当作るのかぁ。
今みたいに年2回とは話しが違うから、手抜きしまくりだろうなぁ。
(今から宣言してどーするっ)

快晴ではないが、天気予報も終日曇り。午後になるとにわか雨があるかも、って感じ。なんとなく南の雲が黒いのが気になったが、まぁ昼まではもつでしょう、もってね、もってくれい、という気分で会社へ。
ところが、9時、いきなり激しい雨が降り出す。前にも書いたが、わたしの席の斜め上あたりに天窓があり、そこに叩きつける雨の音の大きさに驚く。ぱちぱち言い出し、まさか雹も降ってきたか?、とどきどき。どう見ても一過性の雨だが、予想外に長く続く。遠足中止かなぁ、それともやんだら出発するかなぁ? 雨は9時半までにはやむ。
このまま天気よくなれば、ちょっとぬかるんでも遠足は挙行出来るかな、と思ったら、ほどなく、また激しい激しい雨が降ってきた。今度の雨のほうが長く、激しい。雷も鳴る。こりゃよくない、大変よくない。下手に、9時半に出発していたら、一行はずぶ濡れだよ! 遠足に行けないのも哀しいが、出かけてずぶ濡れはもっといやだ(しかも翌日以降風邪をひくというもっといやなおまけも付くしさ)。雨はいつまでも降り続ける。あーあーあー、わたしの力作はまたしても保育所のホールで食されるのか(って、別に弁当のために嘆いている訳ではないが。いや、そうなのかな?:-P)

ぶつぶつ言いながら、子どもとほぼ同一コンテンツの弁当をわたしも食べる。
1時間かけて作っても、食べるのは一瞬だー。
子どもは完食してくれたかな、ひっくり返して全部こぼしたりしていたらどうしよう。
わたしは手作りが苦手なので、却って自分の作ったものにすごく執着しちゃうんだよなー。

午後になってすっかり雨はあがり、静けさが訪れた。まぁ、1日オフィスにいるわたしにはあまり関係のないことだけど。昨日に続き、入力作業を続けていたら、あきらかに眼が充血してきた。ふだんと同じように端末見て、同じソフト使って作業しているのに、入力作業って眼の使い方が違うのか。明らかに眼がしばしばしている。

夕方保育所に行って、廊下の掲示板を見る。どうやら遠足には行ったらしい。目的地の公園まで行って、しばらく遊んでいたら、雨が降ってきたので早めに切り上げ、でも、お弁当は園庭で思い思いに食べたらしい。所長先生と会えたので、「千葉みなとは豪雨でしたよー」と言ったら、逆に驚かれる位、軽度な雨で済んだらしい。千葉みなとレベルの雨だったら、遠足に行った先で身動きも取れずびしょ濡れになっただろうが、雨が降ってきた時、木の下で雨やどりして、とりあえず保育所まで戻り、外でお昼が食べられる位の雨。成る程、保育所の、いつも水溜りの出来る場所も、そんなに湿った感じはない。子どもは、目的地で少し遊べたし、外でお弁当も食べたし、満足そう。

昨日のうちに、餃子用の野菜(白菜・ニラ・椎茸)を刻んで絞って蓋付き容器に入れて冷蔵庫に入れてあったので、帰宅して、肉と一緒にこねる。こねながら「おジャ魔女どれみ」の最終回を見る。なんか、おんぷちゃんが生きかえるのと引き換えに、魔女をやめさせられてしまったんですけど、こんなさみしい終わり方でいいのか?>最終回。というか、もう翌週から新シリーズが始まることはわかっていて、魔女もやめないとわかっているんだけど、こんな淋しく最終回を終わらせておいて、どのツラ下げて能天気に新シリーズを始められるのだ? はっはやく「おジャ魔女どれみ#」の1巻目借りてこなくっちゃ、と、わたしが1年3ヶ月遅れで盛り上がってどーする。

生協の餃子の皮、最近仕様が変わって、水に弱くなった感じ(どうも仕上がりがべたっとする)だが、餃子自体はおいしく出来て、子どもも喜んで食べてくれた。ピース。


2001年5月28日(月)

天気はなんとなく良くなる。気温はやや低い。
会社に来てみたら、アメリカ人から、「5月28日はMemorial Dayで休みだよっ」というメールが数通入っていた。今夜は新しいメールはあんまり入らないってことね。
しかし、今日はヨーロッパのサーバーが不調らしく、いつものアドレスにメール出しているのに、出しても出しても不達通知が来る。ようやく行ったメールの返事が夕方来たら、mailboxの入れ替え中で迷惑かけてごめん、と書いてあった。mailboxの入れ替えってなんだろ? アドレスとかは変わってないんだけどねー。
新規配送先の登録作業があり、黙々と端末に顧客データの入力をしていたら、くらくらしてきた。1日に入力出来る限界数がわかったので、それをもとに今週の仕事のスケジューリングしよう。

明日は保育所の遠足だ(今回も勿論子どもだけ、保育所から徒歩圏)。なので、保育所に行った後、食材の買い出し。弁当箱の大きさなんてたかが知れているので、そんなに買っても仕方ないのだが、ピカチュウのかまぼこ買ってみたり(今回はカネテツデリカフーズに敬意を表してみました)、枝豆買ってみたり。
夕食はお刺身買って帰ってあっさり済ませ、お弁当を作る体制を用意したり(そろそろ食中毒も気になる季節なので実際の加熱調理は明日起きてからだ)、炊飯器セットしたり、明日の夕食餃子にするために野菜だけ刻んで絞ったり、なんか慌しい。

子どもは昨日TSUTAYAで「おジャ魔女どれみ」(もーっと、でも#でもない、最初の年の「おジャ魔女どれみ」)の最終巻を借りて来たので、夕食の支度している間に1話見て、早くお風呂に入ったらもう1話見てもいいよ、と言ったら、2人でささーっと入浴してきた。前の巻借りたあと、3ヶ月位レンタルビデオ借りてきてなかったので、嬉しくてたまらないのだ。明日から朝も早めの時間にビデオかけてみたら、きっと飛び起きてくるな。実はわたし自身も、どんな風におんぷちゃんが改心するんだろ、なーんて思っていたので、最終巻楽しみだったのよー。
で、次回から「おジャ魔女どれみ#」を借りることになるのね。今からハナちゃん育てを一から見る事になる208と209(そして母)なのであった。

明日も晴れるかな。会社からの帰りぎわ、食紅で色つけたたまごの黄身みたいな夕陽が、海の向こうにぽっかり浮かんでいた。
弁当に備え、寝るか。何しろ年に2回なので緊張しちゃう♪。


2001年5月27日(日)

今日は「Love Story」見ながら更新して早く寝ようと思ったのに、その時間夫がずっとCDを焼いていてPCに触れなかった、くっすん。

朝日新聞の日曜版の健康欄に、足の裏のイボの話が出ているよ、と夫に言われ、読んでみる。わたしと同世代の女性で、1年半前に両足の裏に8ヶ所いぼが出来て、毎週1回液体窒素で焼いているが消えてはまた出る繰り返しで、歩くのも大変な痛みとのこと。いやー、1年半、毎週液体窒素で足の裏を複数箇所焼かれ、それで治らないってすごく可哀想。医師の回答によると、大半の患者が数ヶ月以内に完治するらしいんだが...しかし「なかなかよくならない場合も、何かのきっかけで一気に治ることがあるので、あきらめないでください」って、それって慰めになっているのだろうか?
実際問題として、すごく根深くて、何回焼いてもなかなかひかないな、とおもっていたいぼが、ちょっと皮膚科に行けずにいた2、3週間の間にぱーっと治ったりしたことは、わたし自身にも子どもにも体験のあることなので、あながち嘘とも言えないが、しかし、1年半根気よく治療して、まだ痛いってのはよくよくのことである。
わたし自身のいぼの治療痕は、現在、かかとの角質を削った中に、焼いて出来た水ぶくれが浮いている感じ。ここを来週もう1回攻めれば、それで大体よくなるのではないかと信じているのだが...。

同じく新聞の話。最近あんまり新聞を読まないのだが、この週末は割りと時間があったので、久々に少し目を通してみた。宮沢章夫の「青空ノート」というコラムで、インターネット日記の話が出ていた。見ず知らずのとある人の日記が毎日一行、「○月○日 昼、松寿庵でそば」「○月○日 兼松堂で本2冊」「○月○日 ガソリン満タン」というのを読んで、日記の存在意義について思いをめぐらした、というものである。これは何かを表現しているのか?、と問えば、やはり、これもまた一つの自己表現であると宮沢章夫は言う。但し、それは日記という表現とは言い得ず、名づけるならメモと言う形式による表現なのではないか? で、宮沢章夫の考える様々な「形式」が羅列される。契約書という形式、表彰状という形式、不動産広告という形式...、まぁそうなんだけどさ、どんな形式による自己表現もありなのがインターネットで、そんなことは、既にインターネットに浸かっているひとには周知のことで、逆にインターネットを知らない人にとっては今日のこのコラムはわけわかめだったに違いない。という意味では、このコラムは、誰に向けて発信されたものでもないよなぁ、と思う。

雨がざばざば降っている。夫は整形外科に行きレントゲンを撮ってもらうが、ひびは入っていない。おそらく打撲した場所が内出血して、血のかたまりが膝の内部から押していて痛いのだろうということ、透明の塗り薬を貰ってきて、患部に塗ると痛みがひく、と言っているが、そんな、表面から塗ってない出血の痛みがひくってどんな薬なのだ? なんかこわいぞ。
その後、夫はバイク置き場に行き、Hさんと場所の調整。ホンダの逆輸入ものの巨大なバイク(1500cc)と聞いていたが、片付いた後バイク置き場を見に行ったら、既にカバーがかかっていて、見た感じ、夫のバイクの3分の2程度しかなさそう。と、夫に言ったら、「そんなことない、でかいんだけど、着やせするんだよ」だって。着やせするバイク。
わたしはようやく衣替えの続き。雨の中、夫の冬ものスーツをまとめてクリーニングに出しに行き、先週出した自分の冬ものをしょって帰る。セーター類を夏のニットやシャツと入れ替え、これで当面着て行くものに困らないで済む。子どもの冬服も、洗濯して乾かしたりしていたのがとうに仕舞える体制になっていたので、衣装ケースに蓋をして納戸に押し込む。
#110のおそろい服(冬もの)いる人いたらご一報ください。女の子っぽいのが多いけど、男の子も着られるのもあります。

夫が作ってくれた炒飯食べて、それから隣駅のコミュニティセンターへ保育所の父母会総会に行く。子どもを連れて行くとうるさいので、子どもは夫とビデオを借りに行き、それから家の近くでスケートの練習をしていたとのこと。
総会は、既に役員内定している人を含め、12世帯しか参加なし。まぁ例年のことなんだけど。昨年の会長のSさん、既にお子さんが小学生になり、今年の父母会とは利害ないのだが、深く考えずにとりあえず来てしまった初参加の方々の説得を引き受けてくださり、員数合わせ的な役員選出をなんとか終える。今回は0歳児クラスの方が何名かいて、そういう方にもお願いしてしまったので結構心苦しい。総会の内容自体は大したことないのだが、この役員決めのかけひきで、ぐったりしてしまう。小学校のPTAならもっと沢山人が来ているけど、この父母会総会みたいに、来てしまったら役員、みたいなのって非常にいかんよね。
幹事以外の方が帰った後、簡単に仕事の引継ぎ。わたしは「広報」という仕事なのだが、今日決まったこととかをざっとお知らせにして、コピーとって、各クラスのウォールポケットに配布すればいいらしい。あとは、行事の手伝いをする程度? そんなに負担にはならないと信じているのだが...。

その後、残っていた5家族で慰労会と称して海浜幕張のマリブダイニングへご飯を食べに行く。子どもが2人いたので、もう2人増やしてもいいか、と、夫と子どもを電話で呼ぶ。既に炊飯器でご飯を炊いていたが、おかずはまだだったので参入。しかし一気に場がうるさくなった。これだから父母会には連れて行きたくなかったのさー。
保育所も既に4年目だが、ほんとにわたしは他のお母さんと話すことが滅多にないので、最初から一緒だったSちゃんのお母さんとも初めてじっくり話した感じ。住んでいる地域すら知らなかったのだ。美浜区の保育所は一時ほんとに子どもが少なかったので(何しろうちなんて、求職中で2人2歳児クラスに入れられたんだもの)、花見川区の人も結構多く(Sちゃんの家もそう)、小学校になったら遠く離れてしまう子が多いようだ。
トニーローマに行こうと思ったが、パーティーで貸し切りになっていたので(巷は結婚式の季節らしい。隣りの店も2次会やってた。誰も呼んでくれないのでそんな季節なのも忘れていた...)、東花房で、イタリアン系の食事。わたしはビール飲み、あとでサワーも1杯飲んだが、車の人が多く、子ども4人がうるさいのをたしなめながらだったので、飲みにしては大人しい会になった。パスタもピザもフライドポテトもサラダもみんなおいしかった。店は結構にぎわっていたが、わたしたちの席のすぐ脇のテーブルには誰も来なかった(というか先に座っていた人がいたのだが、席を移ってしまったほどである...)。20時すぎに帰宅。

日記書いている途中でホームページビルダーが「不正な処理をしたので終了します」と宣言して、30行近い文章が泡と消えてしまったので、今度は泣き泣き、1段落ごとに上書き保存しながら書く。わたしは断じて不正などしてない(って広告が昔あったんだよな)のに。しくしく。


2001年5月26日(土)

夫は会社の駅伝大会が昭和記念公園であるので、その応援にバイクで出かける(膝痛いのに大丈夫なのか?)。わたしは惰眠をむさぼる。夫が出かけた後、大人しくETV見ていた子どもたちが空腹にたえかねてわたしを起こしに来たのは9時45分。だらだら起きて食事の用意して洗濯機回してパソコンして、を平行してやっているうちにお誕生日なRaisinbunsさんをチャットで捕まえて、しばらく喋る。勿論ずっとパジャマ。インターホンが鳴ったのは11時過ぎ。1度鳴るとマンションのエントランスで、2度鳴るとうちの玄関の前、ってことなんだが、2度鳴った。出てみると、想像通り新聞代の集金。着替えている間なく、208に「ママパジャマだからこれ玄関行って払って来て」とお金を渡す。208は「わたしだってパジャマだよー」と不服そうだったが(勿論209もパジャマ姿)、頼み込んで払ってもらう。Raisinbunsさんには、パジャマであることがわかりにくそうなホームウェアを買いなさい、とアドバイスされる。それより、起きたらまず着替え、という習慣を付けりゃいいだけのような気もするが。

そんなこんな、だらだらしているうちに、正午近くなってしまった。今日も皮膚科に行くのに〜。子どもが、自転車で行こうよ、というので、天気もいいし、それぞれの自転車に乗って、隣駅の近くの皮膚科まで行く。駐車場のない医院なので、小心者のNEOとしては、雨天でなければ、車は是非避けたいのである。しかし風が割りと強かった。花見川を渡る所は結構きつかった。12時15分位に医者に行ったら、午後の受付は12時45分から、と言われる。ちなみにその時点で、「現在50人待ちです」という札が受付に出ていた。ディズニーランドの列の最後尾みたいだねぇ。
駅前のイズミヤに行く。まず100円ショップをひやかし、くじらの絵の箸だの、竹串だの、子どもが欲しいといった髪どめだのマグネットだの買う。最近黒柳徹子が「徹子の部屋」に100円ショップで買ったドレスを着て出演した、という話をどこかで読んだので、ドレスあるかな、と思って見たが、せいぜいTシャツどまりでドレスはなかった。
子どもを本屋に連れて行き、ここで立ち読みしていて、と指示して、自分だけ皮膚科に行き、受付をする。午後のリストの一番に名前を書いたが、順番が来るのは3時くらい、と言われる。イズミヤに戻り、東野圭吾『秘密』(文春文庫)と、「本の雑誌」6月号を買う。子どもは一心不乱に立ち読みしている。まだ本屋にいたいと言うので、一人で生活雑貨見て、電気用品見て、下着売り場でブラジャーとハム太郎の靴下を買い、子どもを迎えに行く。209が読んでもらいたがった『ねずみのよめいり』を朗読し、それから地下に行き昼食。
驚いたことに、イートインコーナーが全面マクドナルド化していた。もともとマクドナルドが後発で、中華料理屋やお好み焼き屋と軒を並べていたのに、マクドナルドだけになっている。経営不振か?>他店、それともマクドナルドの買収? しばらくイズミヤに来ていなかったので、いつからかも不明...。バリューセットを3つ頼むという愚をおかす。ファーストフードって、何だってどこもあんなに注文しにくいのだ? メニューがぱーっと早分かりになるものがなく、店員さんの後ろの壁の価格表と、カウンタの上の下敷きみたいの、うまく見比べられないでぱっと目についたものを注文させられてしまう感じ。結果として、皿の上に山盛りのフライドポテトが来て、途方に暮れる(食べ残したのは袋を貰って持ち帰り、オーブントースターであたためて夕食に食べた)。店内で、今年小学校に上がった、同じ保育所だった子と会うが、お互い照れていて、顔を見てはにやにやするだけで、まともに挨拶もしなかった(お母さんとは少し話した。やはり迎えの遅いお母さんだったので、週に何日も会っていたのだ)。
209がしつこく本屋に行きたいといので、もう一度4階にあがり、少し本を見て、それから14時45分頃皮膚科へ。順番を確認するがまだまだまだまだ先。じゃあ、ここにいる人たちって午前中から待ってる人ばっかり? どこかへ行く気力はもうなかったので、わたしは伊井直行『濁った激流にかかる橋』(講談社)の続きを読む。子どもはしばらく絵本を見ていて、そのうち飽きたので、出口の外でうろうろ遊んでいた。名前を呼ばれたのは15時半。
209のクリオはかなりよくなってきた。手のひらのは鉄棒で出来たまめと渾然一体化していて、表面を剃刀で削いだらもうよくなっていた。膝のみ液体窒素で焼く。209は「今日は泣かない」と宣言し、本当に泣かなかった(前にもそういうことがあったような気がしてきた...)。わたしは剃刀で角質化している部分を削られ、それから液体窒素。うわ、先週より荒療治といいますか、結構痛いっす。これぞ液体窒素治療の本分、って感じの痛さ。しくしく。ばんそうこう貼ってもらって靴下はいたが、右かかとには重心を置けない痛さだー。
それにしても皮膚科のスタッフ、毎週土曜日はお昼を食べる時間もなく、15時までに受けつけた人全部診るまでぶっ通しで働いているのか? ううん、過酷。本来は12時と1時の間は休診なのにね。行くと毎回のように「平日は来られませんか?」ってきかれちゃうのもむべなるかな。

イズミヤに戻り(自転車はイズミヤの駐輪場に置きっぱなし)、地下で食料品を買いがてら、アイスクリームを買う(208、何故君まで1個かう?(笑))。会計して、マクドナルドの椅子で2人がアイス食べている間に八百屋と魚屋とパン屋に行く。いきなりずっしり重くなった荷物持って帰る。
今日は近くの小学校の運動会だったのだが、パワーの有り余った小学生達が中庭で遊んでいて、208と209はシャボン玉で遊びはじめる。一昨日肉まん持ってきたHさんの奥さんと子ども(1歳半)がいて、バイクの話しとか子どもの話とかしながら、子どもを遊ばす。シャボン玉液がきれたところで、スケートをすると言い出したので、自分たちでおろさせ、履くのだけ手伝う。
ポストに夕刊を取りに行ったら、夕刊と一緒に田口ランディ『ぐるぐる日記』(筑摩書房)が入っていた。前に同じ職場にいたKさんが、ここのNoticesの田口ランディの記述を見て、読むならお貸ししますよ、とメールをくれていて、実家に帰る途中で落として行って下さったのだ。感謝感謝。昨日職場のTちゃんからも『アンテナ』借りたし、しばらく田口ランディ三昧だわ。

夫は立川の帰り、深大寺に寄り、蕎麦を食べて帰ってきた。三鷹のはずれに住んでいた頃、深大寺そばに凝って、週末バイクで通って研究した結果、一番彼の好みに合ったのは、神代植物公園の裏口(深大寺の門前町に近い側の出口)のすぐそばにある蕎麦屋で、玉乃屋という店(おお、ちゃんと案内があるではないか!)(なーんて思ってもっと検索したら、ふふん、タマノヤドットコムまでありました)。勿論今日も玉乃屋。

家族が寝たあと、伊井直行の続きを読んでしまう。ああ、堪能した。
伊井直行、ってGoogle検索しても175件しかヒットしないマイナー作家だが(参考までに、夏目漱石約26,700件、村上春樹約32,800件、宮部みゆき約25,500件)、とても文章が上手で、独特の視点を持った作家だ。『濁った激流にかかる橋』は本当に名作だと思うので、もっと話題にのぼってもいいような気がするんだけど。


2001年5月25日(金)

かたつむり。
昨日の朝、駐車場を歩いていて、並びの車のナンバープレートの上を、かたつむりがはっていた。子どもと3人で「かたつむりだねー」「どこから来たんだろうねー」と眺める。夕方、保育所から帰ってきたら、まだ、かたつむりはナンバープレートの上にいた。
今日は昨日とはうってかわっていい天気。
かたつむり、まだいるかなー、と駐車場に行ってみたら...かたつむりの止まっていた車は、出かけたあとだった! かたつむり、どうしたのかなー、運転手さん、気付かずにかたつむりくっ付けて走って行ってしまったか、はずしていったか? かたつむりはどこへ行ったのだろう?
そもそもどこから来たんだろう? あの、いい加減な植栽をちりばめた以外はコンクリ敷きの駐車場に。

浜松より人々来たる、お土産にうなぎパイ持って。
そして10時から14時まで会議。昼休みも30分しか取らずぶっ続け。実質的な担当者は去年から殆ど変わっていないのだが、組織体系が4月に結構変わったので、今までここの工場との会議に出ていなかった人が何人か新規参入していた。そのうちの一人が今日の進行役だったので、なんだかいつもと調子が違う。最後に今日話し合ったことのまとめとかもしていたぞ。ふうむ。
今日の会議で興味深かったのは、新しいビデオプロジェクター。一体いつ買ったんだろ?
今までのプロジェクターは、パソコンとつないで、PCの画面を投射するだけだったのだが、今回の巨大なプロジェクターは、PC入力と、スキャナ(紙を鏡面に置くと、その紙に書いてあることが投射される。OHPみたいに透明フィルムに文書を焼かなくてもいいのだ)入力の切り替えが付いている。話の途中でPC画面にしたり、はさんだ紙を見たりする。何しろ田舎もので、こういう装置が一般にどの程度使われているものなのか分からないのだが、他の入力とかもあるのかなぁ。これまでのポータブルなビデオプロジェクターの5倍位の大きさなのだ。まだ見ぬ機能もあるのかも...。
会議の内容はあまりわたしと直接関係なかったのだが、結論が出ないで揉めるとわたしにとばっちりが来る可能性がある、という程度の議題で、わたしは末席で静かに話を聞いていればよかったのだった。おお、今日は眠くないぞ、と思ったが、やはり昼食後は危険で、最後の議題はちょっともうろうとした。工場で最近新しく担当になった人とも挨拶できたし、うなぎパイも貰ったし、よかったよかった(よくないのは仕事の進行ばかりなり〜)。

夫よりメール。週末あいている時間に整形外科に行きたい、と都合伺い。先週行くの、と聞いたらやめたのにさ、何を今更? 今朝、早めに人と話す用事があり、ふだんは東京駅で20分位歩くところをタクシーに乗ったのだそうだ。で、運転手さんに1週間前に打った膝がまだ痛い、という話をしたら、1週間たって痛みがひかないのはひびが入っている可能性がある、と言われたのだそうだ。身内の心配よりタクシー運転手さんの一言かい。

その夫、本日飲み会ということで、夕食は一気に外部調達に(もうなんだかわかりますね)。
19時に保育所に行って、その後カルフールへ。子どもはカルフールの入口の本売り場でハム太郎やディズニーの絵本をえんえん立ち読み。その間にわたしは買い物してしまう。きれかけのシャンプーや洗剤、3個110円の水とり(ノーブランド品。どうせ消耗品だし、使えればいいのだ)、今日の特売らしいパイレックスのBake a Pieセット、500円という特売価格に目を疑いつつ買う。いらないんだけどさ(笑)。大ぶりのガラスボウルとガラスのパイ皿と、ガラスの取っ手付き計量カップ、それにプラスチックのパイサーバーと、パイ種をこねるのに使うとおぼしき道具。何の間違いだろう、みたいな500円。だって計量カップのバラ売りは680円だったんだよ、それより安いなんてさー。わたしはスーパーでは殆どカート使わないので(不器用にとりまわすのですぐ人にぶつかりそうになる)手にかごを下げていたのだが、予想外の重い荷物を持ち、ずしっと来る。その後キムチだの(前回カルフールでキムチ買ったら辛すぎなくておいしい、と夫に好評だったのだ)小玉スイカだの、アメリカンチェリーだの、腕が折れる位買い物して、でも3500円ちょっと。カルフールでは、黄色い特売ポップの出ている特売品だけ買っていれば、結構得になる(まぁ使うあてのないボウルやパイ皿買って得かは謎だが)。子どもをスーパーの入口で回収し(ずっと本を見ていて、とうとうおもちゃ売り場にも行かなかった)、KFCで子どもの夕食調達。わたしは昼に食堂でチキンカツを食べてしまったので、チキンは遠慮して、Hさんに貰った焼 きそばまんをメインのおかずとして、家にあった野菜やKFCのコーンサラダ、チキンなどをもらう。

今朝、NHKの番宣で、20時からの「金曜オンステージ・いっきにパラダイス」の一こまを見たら、グッチ裕三が、ジャーニーやダイヤさんと出ていたので、子どもが興味を示し、帰宅後NHKをつけてみる。グッチ裕三がビートルズと童謡のミックス曲を歌っていて面白かったが、何故ハッチポッチステーションを総合テレビのゴールデンタイムにやってる?、って感じ。しかもうちには7年前に買った「ザ・ビートサウンド・クラブ」(赤盤と青盤の2枚ある)というCDがあるのだ。ビートルズと童謡orアニメ主題歌のミックスは既に免疫があるというかなんというか。
「ミュージックステーション」の出演者チェックしてみたら、山崎まさよしのスペシャルをやっているではないか! とりあえずビデオに録画してみる。で。PCのディスプレイの入力を切り替え、グッチさんや錦織健が歌っている画面の横で、音を消したミュージックステーションの画面をモニタリングしてしまった。
見終わった後風呂に入り、22時にTBSつけたら、「昔の男」はナイター延長で25分遅れになっていた。先週「アニー」見に行った時、ビデオの予約録画を忘れ、前回の「昔の男」は見損ねてしまったのだが、こう、なんというか、行き詰まった感じは1週あけても変わらん(ストーリーはTBSのサイトでチェックした程度で十分補完可能)。藤原紀香も大沢たかおもふらふらし過ぎ。主体性ってもんはないのか?


2001年5月24日(木)

保育所に迎えに行ったら、208が仲良しのHちゃんにデコレーションをほどこされているところだった。



運動会や学芸会の花を作るうす紙を小さく切ってひねったリボンを、セロハンテープでぺたぺた髪に貼りつけていた。本人、すごく嬉しそう。
(今風呂に入るのではずしたが、そんなに痛そうではなかった)

昨夜、突然同じマンションのHさんの訪問を受ける。Hさんは、最近巨大なバイクを購入し、この週末納車されるらしいのだが、そのバイクの置き場のことで、夫に挨拶に来たのだ(といっても夫はまだ帰っていなかったが)。これまで、駐輪場にあるバイクで一番巨大なバイクは夫のだったが(1000ccから最近1100ccになった、ますますでかい)、Hさんのバイクはなんと1500cc。駐輪場は、きちんと置き場とかが決まっている訳ではなく、最初から持ち込んだ人が縄張りを作り、その隙間に新参者が入って行く、という感じだったのだが、当然隙間にそっと入れる大きさではない。ということで、Hさんは自分なりに図面を書いて、こんな感じかな、という提案に来たのだが、まぁわたしが聞いても仕方ない。
巨大なバイクなので、駐輪場に入った後で向きを変えたりするのは至難。いつも出かけて帰ると、駐輪場の出し入れに異常に手間がかかっているのだ。な訳でセルフィッシュな夫は、新参者の加入に不満そう。このマンションに入居する時からバイクの置き場については管理会社に何回も確認して持ち込んでいるので、既得権だ!、と騒いでいる。
んなことは本人同士で話し合ってくれい。
しかしもはや妻子は君の味方ではないのだ、何しろHさんのお土産を食べてしまったからね。Hさんは、神楽坂五十番の肉まんを4つ持ってきた。ここは厳密には五十番のホームページではないが、詳しい解説あり。
五十番、懐かしいなぁ。結婚した直後、夫は3、4ヶ月、神楽坂のオフィスで働いていたことがあった。三鷹から東西線に乗って、夫は神楽坂で降り、わたしは日本橋まで通勤していたので、帰りにわたしが神楽坂で降りて、散歩したり晩ご飯を食べに行ったりしたこともあった。ほんとに短い期間だったが、あんな風に会社が終わった後ふらっとどこかに行ったのは神楽坂にいた時位ではなかったか。そして、帰りに五十番で巨大な肉まんを買って帰る。
Hさんが持ってきたのは、肉まんと焼きそば肉まんとチャーシュー肉まんとトンポーロー肉まん。後者2つをせいろで蒸して、夕食のおかずにした。トンポーローは子どもにはちょっと辛かったかな?

昨日に続き、今日も一日雨。職場はエアコンががんがんにきいてきていて、席の位置による気温格差が激しくなってきた。半袖で歩いていたら、窓の近くに座っている子が「NEOさんのところ、寒くない?」ときいてきた。寒いどころか、もう長袖では仕事してられない位の暑さだよ。と言ったら、彼女の席の方は長袖着てひざ掛けでもしてないといられないほどの寒さとか。なんか熱効率の悪い職場であることだよ。

今日もまた会議。今、わたしの業務関連で1番ホットなプロジェクトに絡んだ会議なのだが、今日は部課長レベルの参加者がいっぱいいて、それぞれが、自分の課に一番有利な意見を声高に主張し合う(誰かの発言が終わるのを待てずにすぐ口を開く連続)会議となり、2時間お互いに改善点を出し合ったにもかかわらず(一つ一つの意見は、それぞれの側面から理にかなっていて、聞くべき価値のあるものであったが)、全く結論が出ないまま、会議は終わってしまったのだ。おいおい、どうするんだい、と思いつつ、暇を見ては資料の整備をする下っ端NEOであった。あまりに話が緊迫していて、眠くなる暇もなかった。午後は、去年の今ごろからゆっくりゆっくり進めていたプロジェクトで組んできた新システムのテストラン。ダミーのオーダーを入れ、それが、どのようなオペレーションで調達につながるかを検証する。これも、扱い高が小さいために後回し後回しにされ、とうとう導入から1年以上たってしまったプロジェクトだが、かなり手間を取らされていた時期が長かったので、ようやく自動化に向けて進んできたと思うと感慨深いものがある。
明日こそ会議なし、と思ったら浜松から工場の人が大挙して押しかけてくるんだって...。
また会議かい(涙涙)。


2001年5月23日(水)

昨夜、子どもは『じてんしゃにのるひとまねこざる』を読んでいた。この話の中で、新聞配達の手伝いをしている途中のジョージが任務を忘れ、持っていた新聞紙でボートを折って、川にどんどん流してしまう場面がある。ご丁寧に、新聞紙でボートを作る折り方まで図示してある。
そこで、わたしは新聞の折り込み広告でボートを作り、お風呂で遊んでいいよ、と持たせて風呂に入らせた。それっきりボートのことは忘れていて、しばらくして風呂場を覗いたら、どろどろの広告用紙を丸めたボールが転がっていた。ボール、これってもしかして5分前はボートだった? 慌てて浴槽を覗くと、広告用紙は予想以上に水溶性が高かったらしく、水の中に紙の切れ端が沢山浮き沈みしている。うわー、なんでこんなになるまで引き上げないかなぁ(と子どものせいにする)。
子どもは子どもなりの誠意で拾える限りのごみは取ってくれたようだが、わたしが後で風呂に入ってみたら、勿論水面には沢山のふやけた紙片がうにょうにょしていた。ハンガーを輪状に広げ、そこに古いストッキングを張り、網のようにして必死ですくった。
#でもって勿論そのお湯は洗濯にも使ったよ、ポンプにはフィルター付いてるし大丈夫。

今日も保育所は保育参観。去年まで1日しか設定日がなかったので、行かれなかった人からクレームがあったのか、いきなり2日間開催になったのだ。昨日も書いたように今日は夫が行く=夫が車で子どもと保育所に行く、なので、わたしは電車出勤。7時半頃の電車に乗り、千葉みなとの駅で空模様を見たら、雨は降っているが雨足は強くないので、会社まで歩くことにする。途中から同じ電車に乗っていた職場の人に追いつき、職場まで一緒に歩く。ポートタワーのふもとのばらは相変わらずとてもきれい、いい匂い。これで8時ちょっと前に職場に入る。

午前中はデスクワーク、午後は食後すぐから3つ立て続けに会議。会議室にコーヒー持ち込んで飲んでいたが、それでもちょっと自分の職務分担から話が離れるとすぐうつらうつらしてしまう情けなさ(参加者5名しかいない会議だったのにさ)。16時半頃会議が終わり、少しメールと資料を片付けて、18時にあがる。帰りのバスや電車で伊井直行をちまちま読む。

昨日の保育参観時の給食でそら豆が出たら、自分も食べたくなり、保育所の隣りのスーパーで買って帰る。お湯をわかす間に子どもが莢を剥く。よっしゃよっしゃ。
茹であがったそら豆、一般には外の皮を剥いて食べると思うのだが(208・209だって齢5歳にしてそうやって食べている)、何故かわたしは、皮ごと食べるのが好きだ(だからそら豆を食べた後、わたしの皿だけすっきりきれい、ということになる)。誰かの真似だったのか、単にものぐさで一緒に食べてしまったらそんなに抵抗のある味じゃなかったせいか、今となってはさだかではないが、そら豆が出るたび、なんとなく自分からハブんちょになっている気分がしつつ、皮を食べてしまう習慣がやめられないのだった。慣れてしまっているのでもう味の一部だよ。

この間の土曜日、読み聞かせ用に買ってきた『ちいさいモモちゃん』、朗読していると、色々時代が感じさせられる。モモちゃんの家には、モモちゃんが1歳になった頃に初めて電話が引かれたのだが、最初に鳴った電話はモモちゃんのお母さんのおばさんからで、1歳を過ぎたらトイレトレーニングをしなくてはならず、おもらししても怒らない、困らないためにパンツを30枚用意しなさい、と言われる。で、おかあさんは家にあった白い布とピンクの布と水色の布を裁ってミシンで縫い、小さいパンツを30枚作るのだ...。まず電話がなかった時代に思いをはせ、それからダイヤル式の黒い電話機が飼い猫プーに似ている、っていうシーンでまた時代を感じ、1歳で始めるトイレトレーニングの進展の困難に思いを馳せ、パンツを買わずに縫う、というところにも時代を感じさせられる。
今日読んだ章から、モモちゃんは「あかちゃんの家」(保育所ですな)に行く。モモちゃんはワーキングマザーの母に育てられた娘だったのだわね。ストーリーが進むと(シリーズの3冊目か4冊目だった)、モモちゃんの両親は離婚するし、なんか色々考えさせられる物語なのである。

ねむい...しかし今日は生協の申し込み日〜。

2001年5月22日(火)

追記:「お馴染みミートソース」だけでなく、「おなじみミートソース」でもGoogleヒットしました。
その日の気分で漢字になったりひらがなになったりしているのね>ワタシ。
という訳で、今夜は子どもがスパゲティミートソース、大人はミートドリアでした。

さて、本日は保育参観。仕事が押しているので午前半休として、今朝はちょっと寝坊。で、ゆっくり支度して、8時40分頃保育所へ。これより遅いと、保育所の脇の道にだーっと車が縦列駐車してしまい、わたしの能力では保育所から何百メートルも離れたところにしか停められなくなってしまうからだ。ふだんなら、車が沢山駐車する参観日は極力チャリで行くようにしているのだが、今日は帰りに直接会社に行かなくてはならないし、そもそも天気が今いち。いつ降り出すか、わからない。子どもを保育所に入れてから15分位車の中で伊井直行の続きを読み、9時に保育所に入りなおす。
春の保育参観は、ふだんの生活態度を見てもらう、と言えば聞こえがいいが、要するに、だらだら何もしないも同然。自分ちの子に引っ張られ、縄とび、鉄棒、跳び箱、フラフープ、一輪車(まだ乗れないが、手をつなぐとなんとなく前進できる)、ボール投げ、太鼓橋型うんてい、ぶらんこ、と、取りとめもなく子どもの興味のままに引きずりまわされる。最後に音楽かけてみんなで体操(みんなと言ってもやってない子も結構いるけど)、その後、園庭にちらばった遊具を集めてお片付けして、足を洗い、着替えて部屋に入る。
それぞれの教室でホームルーム。今年は208と209が同じクラスになったので、クラスを行き来しなくてよくて楽チンである。ホームルームも淡白なもので、みんなで「雨ふりくまのこ」を歌い、それから先生が紙芝居(手を洗わないでものを食べるとバイキンにやられちゃうよ、という衛生教育的内容)と、『きょだいな きょだいな』という絵本(作;長谷川節子, 絵;降矢なな, 福音館書店)を読む。
それで昼食。給食は鮪の照り焼きと、切干大根とゆでたそら豆にみそ汁、グレープフルーツ。家からパンを持ってきたのが今いち合ってないが本人達は頓着せず。健啖な208と209はさくさくとパンもおかずも食べたが、そういう子は少なくて、食の細い子が多いよなー。
お昼食べ終わって歯を磨いて、昼寝の体制にはいったところで保育所を出る。

今度の週末が父母会の総会なので、会長になることになったお母さんと、会計になることになったお母さんと、稲毛海岸のロイヤルホストで、昼食食べながら打ち合わせ。今年度の会費を幾らにするか、とか、規約をどうするか、とかそういう話をとりとめなくする。ソースかつ丼を頼んだら、カツが驚くほど沢山乗っていて、さしものわたしも食べきれず。わたしが食べきれずに残すなんて、余程のことである。おそるべし、ロイホ。もったいないおばけが出ちゃう〜。
13時に先に席をたち、会社へ。稲毛海岸からだと15分で会社に着いた。
メールボックス開くといきなり未読60通。なんでわたしがちょっと休むとそんなにメール送ってくるのさー。泣きながら、席をたつ間も惜しんで仕事する。18時半に無理矢理仕事終わらせて帰る。保育参観の日って、参観が終わったら帰っちゃう子も多いし、そうでなくてもお迎えが早めの子が多いので、今日はもっと早く迎えに行ってあげたかったんだが(でも行ってみたら仲良しの子が何人も残っていた)。会社を出る頃ちょうど雨が降り出して、保育所まで来たら、かなりざあざあ。
明日も保育参観日なのだが(明日は夫が行く予定)、この分だと雨だわね。


2001年5月21日(月)

5時40分くらいに起きて洗濯物干して朝食の用意をしていたら、頭痛が襲ってきた。週明けはそんなに寝不足ではないと思うんだが、何が原因だろ? 6時半、夫と子どもを起こしに行って、自分が布団に横になってしばらく起き上がれなくなる。夫にはバファリンの服用を勧められるが(ふだんそんなに頭痛持ちではなく、頭痛で頭痛薬を飲んだことがないので=バファリンは生理痛のときに飲む薬だった=たぶんのめばテキメンに効いたと思うけど)安易に薬に頼るものいやで、様子を見ようと、頭痛をこらえ、朝食食べながら連絡ノートを書く。

昨日ミキハウスランドで買った半ズボン。208も209も執着している様子だったが、案の定、今朝、着替えるときに2人ともこれ履く、と持ってきた。急いで記名。裾に小さい花の刺繍が散らされた、デニムみたいな素材のハーフパンツで、うちの子にとって初めての前開きのズボン=ファスナーが付いていて、上部を鉤ホックで留める=なのである(これまでずっとゴムを通したズボンしか与えていなかった)。脱ぎ着するときに、ファスナーを上げ下げし、ホックをはずしたり留めたりするのが楽しいらしい。気に入った服を着て嬉しい時の2人のパターン=保育所で汚さないように留意し、夕方迎えに行っても同じものを着ている。&1日おきに着る(お揃いで買って、片方の子だけが執着している時は、1つ洗っている間にもう1つを着たりして、下手すると毎日同じ格好をしていることになるが、今回は2人同じに同じ服に執着しているので1日おきにしかならない)。ちなみに208のがピンク、209のが赤。120を買ったので、あのきつさだと1シーズンしか着られそうにないが、1日おきにはくとしたら、果たして夏が終わるまでもつかどうかの方が不安な位。

土曜日出勤して主要なメールは大体処理してあったので、今日こそ今週の会議用の資料作り...しかし1時間も作業していたら、どんどん色んな問い合わせが入り、そっちを処理しているうちに1日が終わってしまった...。1日は早い。なんとなく頭痛が残っているような残っていないような。まぁ、その程度の痛みになっていたということで、大したことはないのだろう。
すっかり日が長くなり、タイムリミットが来ている事に気付くのが遅くなる。喫煙室と応接室が西に面していて、そこの脇を歩いている時に部屋の中を覗き込むと、窓の向こうに真っ赤な夕陽があり、手前の海面も反射して赤く染まっている。まだまだ高い夕陽を見てからふっと時計を見るともう18時を回っていたりして慌てるのだった。

夕食は残り物中心でいい加減に用意し、食後、久々にお馴染みミートソースを作る。久々なんだってばー。お暇な人は過去日記読んで、前回作ったのがいつだったか調べてみてくれい。
#今思いついて「お馴染みミートソース」でGoogle検索したら、ちゃんとわたしの日記がヒットした...というか、わたしの日記しかヒットしないっす、当然か...。おそるべしGoogle。







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